アレクサ!台所の換気扇を動かして!
前回までに、台所の照明・エアコン・扇風機を、アレクサ経由で制御させました。
今回は台所の換気扇(レンジフード)を制御させてみます。
尚、対象のレンジフードはクリナップのRH-60SHBです。
[目次]
購入したもの
今回購入したのはそのものずばり「Switchbot」です。
今回購入したSwitchBotの箱の外観と、内容物は下図の通り。
電源はCR2タイプの電池です。CR2の電池を初めて扱いますが、600日使えると外箱に書いてあるので、一般的な使用では問題ないと思います。
なお「SwitchBot」をスマホ単体、つまりBluetoothのみで動作させるにはハブミニなどの「SwitchBotハブ製品」は不要です。
外出先などからリモートで制御させる場合に「SwitchBotハブミニ」などのハブ機能を持った製品が必要となります。
Switchbot のセットアップ
では次のページを参考にセットアップしてみましょう。
- まずはじめに、SwitchBotアプリをダウンロードしてインストールします。
今回は既にSwitchBotアプリがインストールされたAndroidスマホで設定します。念のためスマホ本体のBluetoothがONになっていることを確認します。
ちなみに、セットアップに使用するSwitchBotアプリのバージョンは4.8.5.0611です。 - SwitchBotから飛び出ている「バッテリー絶縁シート」を引き抜きます。
念のためSwitchBotの蓋を開けてみたところ、日本語の説明書きがあるPanasonicのCR2電池が搭載されていました。
- SwitchBotアプリを起動すると、SwitchBotが認識されています。
図3の「Bot 73」というエリアです。
- 動作確認として、画面のSwitchBotのアイコンをタップします。
- すると、SwitchBotからツメが出てきて、少ししてから元通りに収納されます。
- SwitchBotの動作に問題なければ、実際にスイッチの貼り付けを行っていきます。
SwitchBotを制御したいスイッチのある場所に仮設置し、スイッチを押す動作を確認します。仮設置なので指でSwitchBotを押さえて確認しましょう。 - アプリからSwitchBotをタップして目的のスイッチを押すことができたら、この場所に貼り付けましょう。
- 今回は下記のレンジフードに取り付けますので、シール貼り付け場所の油分をしっかり拭き取ります。
図4の入/切ボタンの文字が擦り切れているように、相当年季が入っています。
- 貼り付けが済んだら、しばらく放置してしっかり粘着させます。
- ちなみに、SwitchBotで使用されているテープは3M製のVHBテープでした。下記のホームページに有る接着マニュアルによると、接着後1時間で最終接着力の2/3。72時間で最終接着力に達するとありますので、放置時間の参考にして下さい。
www.3mcompany.jp - 放置の間、SwitchBotの最終設定を行います。
まずは、SwitchBotの名前を分かりやすいものに変更します。 - SwitchBotアプリの「Bot 73」を「台所換気扇」に変更するため、Bot 73の右側の歯車マークをタップします。
- 設定画面が表示されるので「Bot 73」の右側の編集マークをタップします。
[スクリーンショットはありません] - 命名画面が表示されます。
- 「台所換気扇」と入力し、「確認」をタップします。
- 名称が「台所換気扇」に変更されました。
- 続いてクラウドサービスを有効にします。
- 先程の画面(図9)から「クラウドサービス」をタップして、クラウドサービスの設定画面を開きます。
- 「クラウドサービス」のスイッチをタップしてONにします。
ONにしたら、画面の左上の「←」をタップして前の画面に戻ります。
- ここでは台所に設置したAmazonのEcho Dotから操作したいため、「アレクサ」の設定をします。
「アレクサ!デバイスを探して」とアレクサに唱えます。 - しばらくするとアレクサから「台所換気扇が見つかりました」と応答があります。
- 先程貼り付けたテープがしっかり接着したのを確認したら、アレクサに呼びかけてみましょう。「アレクサ!台所の換気扇を動かして!」と。
まとめ
登録が完了した台所のSwitchbotアプリの画面はこのようになりました。
こうして、スマホの画面とアレクサから、台所の換気扇の制御ができるようになりました。