となりの日本家屋がスマートホームなわけがない

築70年の日本家屋を文化的に過ごすため、今流行りのスマートホーム化を施工した記憶領域。

アレクサ!台所の換気扇を動かして!

前回までに、台所の照明・エアコン・扇風機を、アレクサ経由で制御させました。

今回は台所の換気扇(レンジフード)を制御させてみます。

 

尚、対象のレンジフードはクリナップのRH-60SHBです。

 

[目次]

   

購入したもの

今回購入したのはそのものずばり「Switchbot」です。

 

今回購入したSwitchBotの箱の外観と、内容物は下図の通り。

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図1.SwitchBot

 

電源はCR2タイプの電池です。CR2の電池を初めて扱いますが、600日使えると外箱に書いてあるので、一般的な使用では問題ないと思います。

Panasonic カメラ用リチウム電池4個 [CR-2W/4P]

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  • 発売日: 1998/01/13
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

なお「SwitchBot」をスマホ単体、つまりBluetoothのみで動作させるにはハブミニなどの「SwitchBotハブ製品」は不要です。
外出先などからリモートで制御させる場合に「SwitchBotハブミニ」などのハブ機能を持った製品が必要となります。

 

Switchbot のセットアップ

では次のページを参考にセットアップしてみましょう。

support.switch-bot.com

 

  1. まずはじめに、SwitchBotアプリをダウンロードしてインストールします。
    今回は既にSwitchBotアプリがインストールされたAndroidスマホで設定します。念のためスマホ本体のBluetoothがONになっていることを確認します。
    ちなみに、セットアップに使用するSwitchBotアプリのバージョンは4.8.5.0611です。

  2. SwitchBotから飛び出ている「バッテリー絶縁シート」を引き抜きます。
    念のためSwitchBotの蓋を開けてみたところ、日本語の説明書きがあるPanasonicのCR2電池が搭載されていました。
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    図2.絶縁シートとSwitchBot内部
  3. SwitchBotアプリを起動すると、SwitchBotが認識されています。
    図3の「Bot 73」というエリアです。

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    図3.SwitchBotアプリ
  4. 動作確認として、画面のSwitchBotのアイコンをタップします。

  5. すると、SwitchBotからツメが出てきて、少ししてから元通りに収納されます。

  6. SwitchBotの動作に問題なければ、実際にスイッチの貼り付けを行っていきます。
    SwitchBotを制御したいスイッチのある場所に仮設置し、スイッチを押す動作を確認します。仮設置なので指でSwitchBotを押さえて確認しましょう。

  7. アプリからSwitchBotをタップして目的のスイッチを押すことができたら、この場所に貼り付けましょう。

  8. 今回は下記のレンジフードに取り付けますので、シール貼り付け場所の油分をしっかり拭き取ります。
    図4の入/切ボタンの文字が擦り切れているように、相当年季が入っています。

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    図4.SwitchBot貼付場所
  9. 貼り付けが済んだら、しばらく放置してしっかり粘着させます。

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    図5.SwitchBot貼付後
  10. ちなみに、SwitchBotで使用されているテープは3M製のVHBテープでした。下記のホームページに有る接着マニュアルによると、接着後1時間で最終接着力の2/3。72時間で最終接着力に達するとありますので、放置時間の参考にして下さい。
    www.3mcompany.jp
  11. 放置の間、SwitchBotの最終設定を行います。
    まずは、SwitchBotの名前を分かりやすいものに変更します。

  12. SwitchBotアプリの「Bot 73」を「台所換気扇」に変更するため、Bot 73の右側の歯車マークをタップします。

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    図6.SwitchBotアプリ(その2)
  13. 設定画面が表示されるので「Bot 73」の右側の編集マークをタップします。
    スクリーンショットはありません]

  14. 命名画面が表示されます。

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    図7.命名画面
  15. 「台所換気扇」と入力し、「確認」をタップします。

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    図8.名称の変更
  16. 名称が「台所換気扇」に変更されました。

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    図9.SwitchBotの設定画面
  17. 続いてクラウドサービスを有効にします。

  18. 先程の画面(図9)から「クラウドサービス」をタップして、クラウドサービスの設定画面を開きます。

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    図10.クラウドサービス設定前
  19. クラウドサービス」のスイッチをタップしてONにします。
    ONにしたら、画面の左上の「←」をタップして前の画面に戻ります。

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    図11.クラウドサービス設定後
  20. ここでは台所に設置したAmazonのEcho Dotから操作したいため、「アレクサ」の設定をします。
    「アレクサ!デバイスを探して」とアレクサに唱えます。

  21. しばらくするとアレクサから「台所換気扇が見つかりました」と応答があります。

  22. 先程貼り付けたテープがしっかり接着したのを確認したら、アレクサに呼びかけてみましょう。「アレクサ!台所の換気扇を動かして!」と。
     

まとめ

登録が完了した台所のSwitchbotアプリの画面はこのようになりました。  

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図12.SwitchBotアプリ設定後

 

こうして、スマホの画面とアレクサから、台所の換気扇の制御ができるようになりました。