ヘイシリ! ライトをつけて!
前回までで、Echo Dotから「照明」と「エアコン」をコントロールできるようにしました。今回はiPhoneから自分の声でコントロールしてみたいと思います。
[目次]
用意するもの
- SwitchBotハブミニ
- iPhone
「SwitchBotハブミニ」はすでに設定済です。
iPhoneは手元にあるiPhone7を使用します。この記事ではiPhone本体のバージョンは「7」を使用しますが、SwitchBotアプリが対応しており正常に動作するのであればどのバージョンでも問題ありません。
使用するアプリのバージョン
念のため使用するOSやアプリのバージョンを下記しておきます。
No. | 名称 | バージョン |
---|---|---|
1 | iOS | 13.4 |
2 | ショートカットアプリ | iOS13.4付属 |
3 | SwitchBotアプリ | 3.4.8 |
ショートカットアプリ
ショートカットアプリとは、Apple純正のRPAアプリで、以前は「Workflow」と呼ばれていました。Microsoft Power Automate(以前のFlow)のApple版といったところでしょうか。
ちなみに、RPAと声高に叫ばれる以前から、WindowsのUWSCでバッチを組んで自動作業をさせていた私からすると、「指先一つで楽になったなあ」と関心しきり。
ショートカットアプリには、SwitchBotの操作以外にもできることがたくさんあります。それは別の機会に説明します。
iPhoneの設定
詳細は以下のSwitchBotサポートページを参照してもらえばよいのですが、ざっくり説明すると。
- iPhoneの「ショートカット」アプリで「SwitchBot」のアクションを設定します。
- 「ショートカット」アプリに「SwitchBot」で設定したデバイスが認識されれば設定完了です。
- ライトの点灯、消灯。エアコンのON、OFFをそれぞれ登録します。
設定のポイント
設定のポイントは、ショートカットの名称を自分が唱えたい命令にすること。おすすめは普段使っている話し言葉にすることです。
図1は、「寝室のライトをつけて」と唱えるため、ショートカットの名称を同じものにしています。
動作確認
寝室のライトが消えている状態で、iPhoneに向かって、「ヘイシリ!寝室のライトをつけて」でライトが点灯したでしょうか。問題なければライトの消灯、エアコンの動作も確認します。
まとめ
こうして、iPhoneから音声で、照明とエアコンのコントロールができるようになりました。
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- 発売日: 2019/09/27
- メディア: Tools & Hardware