となりの日本家屋がスマートホームなわけがない

築70年の日本家屋を文化的に過ごすため、今流行りのスマートホーム化を施工した記憶領域。

ヘイシリ! ライトをつけて!

前回までで、Echo Dotから「照明」と「エアコン」をコントロールできるようにしました。今回はiPhoneから自分の声でコントロールしてみたいと思います。

 

[目次]

 

用意するもの

  1. SwitchBotハブミニ
  2. iPhone

 

SwitchBotハブミニ」はすでに設定済です。

iPhoneは手元にあるiPhone7を使用します。この記事ではiPhone本体のバージョンは「7」を使用しますが、SwitchBotアプリが対応しており正常に動作するのであればどのバージョンでも問題ありません。

 

使用するアプリのバージョン

念のため使用するOSやアプリのバージョンを下記しておきます。

No. 名称 バージョン
1 iOS 13.4
2 ショートカットアプリ iOS13.4付属
3 SwitchBotアプリ 3.4.8

 

ショートカットアプリ

ショートカットアプリとは、Apple純正のRPAアプリで、以前は「Workflow」と呼ばれていました。Microsoft Power Automate(以前のFlow)のApple版といったところでしょうか。

ちなみに、RPAと声高に叫ばれる以前から、WindowsUWSCでバッチを組んで自動作業をさせていた私からすると、「指先一つで楽になったなあ」と関心しきり。

 

 

 ショートカットアプリには、SwitchBotの操作以外にもできることがたくさんあります。それは別の機会に説明します。

 

iPhoneの設定

詳細は以下のSwitchBotサポートページを参照してもらえばよいのですが、ざっくり説明すると。

  1. iPhoneの「ショートカット」アプリで「SwitchBot」のアクションを設定します。
  2. 「ショートカット」アプリに「SwitchBot」で設定したデバイスが認識されれば設定完了です。
  3. ライトの点灯、消灯。エアコンのON、OFFをそれぞれ登録します。

 

  

設定のポイント

設定のポイントは、ショートカットの名称を自分が唱えたい命令にすること。おすすめは普段使っている話し言葉にすることです。

図1は、「寝室のライトをつけて」と唱えるため、ショートカットの名称を同じものにしています。 

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図1.ショートカットの設定例

 

動作確認

寝室のライトが消えている状態で、iPhoneに向かって、「ヘイシリ!寝室のライトをつけて」でライトが点灯したでしょうか。問題なければライトの消灯、エアコンの動作も確認します。

 

まとめ 

こうして、iPhoneから音声で、照明とエアコンのコントロールができるようになりました。

次はAndroidから音声でコントロールさせます。