となりの日本家屋がスマートホームなわけがない

築70年の日本家屋を文化的に過ごすため、今流行りのスマートホーム化を施工した記憶領域。

アレクサ! 台所の扇風機を消して!

前回までで、台所にSwitchBotハブミニの設置が完了しました。今回はEcho Dotから自分の声でコントロールしてみたいと思います。

 

[目次]

 

用意するもの

1)SwitchBotハブミニ

2)Echo Dot

 

SwitchBotハブミニ」の設定は既に済んでいます。

「Echo Dot」も設定が済んでいる事を前提として説明します。

 

アレクサの設定

 詳細は以下のSwitchBotサポートページを参照してもらえばよいのですが、ざっくり説明すると。

  1. 「アレクサ、デバイスを探して」と唱えるだけです。
  2. 検索に時間がかかりますが、しばらくすると、追加した台数分のデバイスが見つかったとアレクサから回答があります。

support.switch-bot.com

 

アレクサ! 台所の扇風機を消して!

実際にアレクサに呪文を唱えて台所の扇風機を運転させたところ、うまく動作します。

しかし、台所の扇風機を止めようと「アレクサ!台所の扇風機を止めて」と唱えたところ、風速が「弱から中」に上がってしまいました。

 

原因を調べると、どうやらSwitchBotアプリでボタンを学習させた際、SwitchBotアプリの電源ボタンに実物のリモコンの「入/風速」ボタンを割り付けたためのようです。

SwitchBotアプリの扇風機リモコンは、電源のON/OFFが1つのボタンとなっていますが、自宅の扇風機リモコンはONとOFFのボタンが別々になっているため、アレクサが扇風機をONするためにSwitchBotスキルで「入/風速」信号を出して扇風機を動かした後、OFFするためにもう一度「入/風速」信号を出してしまうのが原因。

そのため、電源ボタンを押すたびに風速が上がっていくという不具合にになっています。
図1で言うと、赤丸の電源ボタンがそのボタンです。

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図1.扇風機のボタン設定(失敗例)

 

これを解決するためには、SwitchBotハブミニに登録した台所の扇風機を一旦削除して、赤丸の電源スイッチを使わない形で、再度登録し直す必要があります。

そのためにSwitchBotアプリのデバイス登録において、「DIY」でスイッチをすべて手作業で登録しましたが、アレクサアプリからデバイスの検出ができない。

仕方がないのでONとOFFのボタンが分離している「ライト」をベースとして、扇風機のリモコンを学習させることで、アレクサから声で扇風機を動作させることができるようになりました。

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図2.扇風機のボタン設定(成功例)

 

 まとめ

こうしてアレクサに対して音声で、台所の照明とエアコンと扇風機のコントロールができるようになりました。

ただし、扇風機を止める際、「アレクサ!台所の扇風機を消して」と唱えないといけないのが少し違和感が残るところです。